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市民グループ
“スパウザ小田原”買いとりを考える会
の活動をご紹介します

スパウザ小田原#モ「とり問題について、日本共産党小田原市議会議員団とほぼ同じ考えに立ち、2003年3月16日には小田原市民会館でシンポジウム「スパウザ小田原#モ「とり是か非か」(参加者110名、関野隆司議員もパネラーとして出席)を開いたり、小田原駅でチラシ配布をしている、「スパウザ小田原#モ「とりを考える会」という市民グループがあります。
 この会は、小沢市長に公開質問状を送り、その回答に対する見解を発表するとともに、買いとりの是非を問うアンケートを市民1,000名を対象にいま行っています。このアンケートの結果次第では、6月市議会に買いとり中止を求める請願書≠出すことも考えています。
 以下、@公開質問状、A市からの回答Bそれに対する見解と今後の活動方針、をご紹介しましょう。



小田原市長あての公開質問状

小田原市長 小澤良明殿

スパウザ小田原#モ「とり問題に対する公開質問状

 455億円かけてつくられたスパウザ小田原≠ェ開業5年で、わずか8億円余で投売りされるという国のズサンなやり方に、いま、市民は怒りの声をあげています。同時に、この施設を小田原市が買いとり、民間に運営を委託することにも、市民は様々な疑問を感じています。
 3月16日に私たちが開いたシンポジウム「スパウザ小田原#モ「とり是か非か」には100名を越える市民が参加し、このなかでも多くの疑問が寄せられました。
 小田原市の買いとり計画は、市民への説明責任を欠いた一方的なやり方で進められようとしています。市長は常々「市民が主役」といっておられますが、市民の大切な税金を投入し買いとる以上、そのことが市民の胸の内に落ちるようにする説明責任があるのではないでしょうか。
 そこで私たちは公開質問として、以下の点について市長の回答を求めるものです。


<質問内容>

@ どういう理由で購入するのでしょうか。購入による市民へのメリット、デメリットを具体的に明確に市民に説明する責任があるのではないでしょうか。
少なくとも、市の広報誌掲載はもとより、市民と市長のホット懇談会≠各地ですぐ開き、市民の声を聞くべきではないのでしょうか。
A 平成14年度予算の予備費から議会にも諮らず約600万円を流用し、野村総研に調査依頼したことは議会軽視ではないでしょうか。なぜ臨時議会を開き補正予算の措置をとり、議会の議決を求めなかったのでしょうか。
B まだ買いとってもいないのに公募を行い、委託先を決めようとしていますが、これは買い取りの既成事実の積み上げ行為ではありませんか。
C 委託先への賃貸料年間4億3千万円の算出根拠はなんでしょうか。入らなくなる固定資産税2億4千万円を差し引いた1億9千万円で、あの巨大施設の維持・管理・改修がまかなえるのでしょうか。見積もりが過少ではないのでしょうか。維持・管理に市民の税金が投入される恐れはありませんか。
D 買いとりに賛成する市民の中には、市民には利用料金を格安にして欲しい≠ニの希望が多くみられます。市の運営プランには市民への割引料金などを考えているのですか。
E 委託先の決定は、市が設置する審査会が行うとされていますが、審査員はどのように選びますか。公募を考えていますか。審査過程の情報公開は保障されますか。
F 公募条件のなかに、「建物の維持管理や事業基本計画等が誠実に執行され、堅実な経営状態と認められるときは、将来、民営化のあり方についての検討を行うこともできる」と、委託先に売却をほのめかしています。将来民営化を考え、いずれ施設を手放すのなら、いま市が積極的に買い取る理由はないのではありませんか。

以上の点について、4月17日までにご回答くださるようお願いたします。


  2003年4月2日
                   
スパウザ小田原≠フ買いとりを考える会
                           代表   金子 あそみ