2006年12月号外(2006年12月発行) | ||||||||
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多くの市民や専門家から 「見直しを」の声が! 市民が待ちに待った城下町ホールの建設ですが、今進めている基本設計に、建築家やホールを利用する文化・芸術団体をはじめ多くの市民から、音響・使い勝手・景観などの問題が指摘され、見直しを求める声があがっています。 城下町ホールの建設予定地は
屋根を外した状態の模型 |
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6つも機能が必要なの? 使うことがあるのだろうか?そんな機能も。6つの機能は多すぎるのでは。舞台や客席を動かしたり収納したりするため、構造が複雑になり、余計な建設費や維持管理費がかかることに。 |
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非対称曲面壁は音響にリスク 舞台の袖が狭すぎる 大ホール舞台後部の非対称曲面壁は音響にリスク。対策として客席と舞台(側面、後部、上部)に音響反射壁(板)を増設。更に複雑な構造に。舞台の袖が狭く演劇には不向き。 小ホールは市内の多くの室内楽愛好家などに期待されているが、曲面の壁の音響に不安の声が。平土間に並べるパイプ椅子も不評。絵画等の展示に壁が曲がっていたのでは使えない。 |
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大ホール 赤=音響反射壁 黒=曲面壁 大ホール舞台の音響反射板(壁) |
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舞台の袖が狭すぎる 基本設計概要では「お祭りのときなどに、行列や市民が通りから舞台に自由に出入りすることができる」としている。デザイン最優先でイベントが重視され、コンサートや演劇のホール本来の機能が軽視されているのでは。 |
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当初の構想は シューボックス型(箱型) 平成17年度(2005年)の小田原市の基本構想は一般的なシューボックス型(箱型)。音響も良く舞台としても広く使われ、建設費も無駄な経費は抑えられる。 (広報「小田原」2005年7月号で市民に示された基本構想はシューボックス型・図下) |
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議会が視察した沖縄の劇場は 今年市議会の都市建設常任委員会が視察した、沖縄コンベンションセンタ−の劇場は、音楽や演劇など多目的に使え、1841席と規模も大きく、建設費は39億5千万円余。城下町ホールは50〜60億円と高すぎる。奇抜なHPシェル型(湾曲型)構造と過剰な6つの機能が高くなる原因。 |
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南足柄市の場合は 南足柄市文化会館は1992年開館。建築費は41億円。大ホール(1100席)。小ホール(292席)は音響も良く利用料も適額で好評。展示室、リハーサル室、練習室、楽屋、地下駐車場などを完備している。 |
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◆ 市民や専門家の声を聞き、 討議を重ね、基本設計の見直しを 利用する市民や音楽・演劇・舞踊等、また絵画等の文化・芸術団体の納得と同意を得てこそ本物のホール。後世に悔いを残さないためにも来年度(2007年)の着工は取り止め、1〜2年かけて市民や専門家の意見を聞き、市民討議をふまえ基本設計の見直しを行うべきです。 |
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◆ HPシェル型(湾曲型)構造を見直し、 建設費の圧縮を あまり例の無いHPシェル型(湾曲型)のホール。いくらデザインが斬新でも、建設費が高く、使い勝手が悪くては困ります。HPシェル型はやめ、平成17年度の基本構想に示された一般的なシューボックス型(箱型)に変更し、建設費の縮減を図るべきです。 |
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◆ 大型事業の同時進行は市財政を圧迫 お城通り地区再開発ビル建設は中止を コンベンションホールへの多額の市税投入が前提の、小田原駅前のお城通り地区再開発ビル建設と、城下町ホール建設の同時進行は、益々市の財政を圧迫します。問題の多いお城通り地区再開発ビル建設は中止すべきです。 |
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11月13日の都市建設常任委員会に、お城通り地区再開発事業の事業施工者の公募に、2社応募があったと報告されました。しかし2社の名前も、元業務代行者・村井敬氏の関連会社が応募したのかも公表しませんでした。2社というのはあまりにも少なすぎるのではないでしょうか。 |
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