2006年9月号外(2006年9月発行) | ||||||||
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4年前の6月議会で一般業務代行者の公募に、 「なぜ、1社しか応募がなかったのか」「期間が短か過ぎて、他のところが事業を検討することができなかったのか、応募の仕方が充分に知らされていなかったのではないか、もともと形ができていたのではないか」と質したのに対し、市長は、「多数の資料請求や問い合わせがあったが、結果的に応募したのは1件」と答弁しています。 事業の継続に
城下町ホールの基本設計の市民説明会が2回開催され、予定時間を超えて激論となりました。音響は本当に大丈夫か、6つもの多機能は無機能にならないか、駐車場は50台で良いのか、災害時の安全は確保できるのか、これからの城郭整備を考えると立地場所が問題、百年のホール建設ならばもう少し時間をかけるべきではないか、駅前再開発ビルとの関連性はどうか、などたくさんの声があがっています。 駅前再開発ビル問題とも深く関連しています。小田原で多くの市民団体が声をあげ、大きな力を発揮しはじめました。市民参加のまちづくりを、市民のみなさんといっしょに進めて行きましょう。
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小田原市は市議会・都市建設常任委員会に対して、お城通り地区再開発ビルの基本設計内容を報告しました。現在再開発準備組合のホームページ (http://www.geocities.jp/oshirodoori/) で公開されています。 市民団体は、市長から市民への直接説明を何度も要請していますが、小澤市長は一切応じず、計画予定通り強行の姿勢を変えていません。しかし市議会では質疑を通じて問題点が明らかになり、多数の議員から「待った」の声があがっています。 これまで予定になかった、突然の不自然な契約破棄に対して、「出来レース」「はじめから関連会社の参入は決まっていたのではないか」など、逆に疑惑の目で見る厳しい声があがっています。 |
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(1)@小田原駅からの歩行者の、途中道幅約3mでアクセスが悪 い。(図1) Aお城通りに出たお客は車の進入路まで行って入らなければ ならない。(図1) B小田原駅からのお城の見通しが悪い。(図1) Cお城通り道路面と再開発地路面との高低差が約3mもあり、 急坂を登るような車の出入りとなる。(図2) D大ホールの10メートルの間仕切りは大きすぎる。収納も大変。 (図3) E宴会のときあらかじめ準備し料理を並べておくスペースがな い。(図3) Fホテルの玄関に大型バスが入れない。(図4) G業務用の車と一般客の車の通路が同じ。こんなことは普通 ありえない。(図4) H食堂、ホテルがこれだけあるのに、ごみ置き場が狭すぎる。 (図4) Iお城通り沿いに緑道を設けるが、残留建物の裏を通るため ジグザグとなり、景観もバリアフリーも大きな問題。(図4) (2)都市計画法では問題があるような計画が優良建築物等促進法 では許されてしまう。補助金だけ確保してやりたいようにやれる ようにしている。計画は無茶。 (3)@都市商業、コンベンション、ホテルは本工事で内装まで行って しまう。テナントを誘致しやすいようにこういうやり方をすること もあるが、すでにテナントが決まっている可能性があると考えら れる。 A不自然な施設配置もあらかじめテナントが決まっているとする とうなずける。 (4)定期借地権も東京や横浜では10年から20年に設定している。 50年は無理。 |
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川東タウンセンターマロニエの会議室の音響が最悪で、利用者から苦情が続出しています。こうした欠陥は建物が完成してからでは解決の方法がありません。 |
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庶民大増税に反対し、 いのち・くらし・教育を守る ☆ 庶民大増税ストップ ☆ 高すぎる国民健康保険料の引き下げ ☆ 就学前児童の医療費無料化 ☆ 特別養護老人ホームの増設 ☆ 介護保険料・利用料の減免 ☆ 高齢者医療費助成制度の存続 ☆ 重度障害者医療費無料化の堅持 ☆ 公共料金の値上げストップ ☆ 30人学級の実現 ☆ 校舎の改修と建設 市民合意のまちづくり ☆ お城通り地区再開発ビルの白紙撤回 ☆ 城下町ホールは徹底した市民討議と合意で ☆ 世界城下町サミットの中止 ☆ レインボーヒルズ構想の取りやめ ☆ 高層マンションを規制し景観を守る ☆ 市内商店街・中小企業・地場産業・農漁業の振興 ☆ 震災対策の抜本的強化 ☆ ゴミの減量化と資源化の促進 ☆ 緑と地下水を守り、久野川・関口川・下菊川 などの水害対策 ☆ 国府津駅などのバリアフリーの促進 平和を守る ☆ 憲法をくらしに生かし、教育基本法を守る ☆ 平和都市宣言にもとずく平和施策の推進 住民が主人公の行政へ ☆ 民間委託・民営化の取りやめ ☆ 国の強制的な市町村合併に反対 ☆ 行政経営担当顧問制度の廃止 |
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左から田中・関野・原田市会議員 |
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◆ 子育て・教育・医療 ○ 学童保育所を全小学校区に実現しました。 ○ 小・中学校の校舎等の耐震診断と改修を促進しました。 ○ 小・中学校の校舎リニュアル調査研究を促進しました。 ○ 中学校普通教室に暖房機を、保健室にエアコンを設置しました。 ○ 30人学級実現を迫りスタディ・サポート・スタッフ事業を促し、 小1の35人以下学級を実現しました。 ◆ 医療 ○ 6歳未満児の医療費無料化を促進しま した。(所得制限付) ◆ 環境・防災 ○ 耐震性防火水槽の増設を促進しました。 ○ 国府津・松田断層の調査を促進しました。 ○ 木造建築の耐震化への援助が実現しました。 ◆ まちづくり ○ お城通り地区再開発事業等の情報を市民のみなさ んに提供し、共に運動を前進させました。 ○ 鴨宮駅にエスカレータ等設置が実現しました。 ○ 関口川の一部改修が実現しました。 市民連絡会が開催した 駅前再開発問題を考える ワークショップ(6月11日) 鴨宮駅南口の エスカレ−タ− ◆ 産業・財政 ○ 市土地開発公社等高利率借入金の低利率借り換え を促進しました。 ○ 農業後継者への援助、地域特産物への援助を促進 しました。 ◆ 平和 ○ 平和都市宣言の実現と平和施策を促進しました。 |
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